廃校活用してクリエイターが活躍できる場づくりを提供している三好市「ウマバー」

廃校活用してクリエイターが活躍できる場づくりを提供している三好市「ウマバー」

徳島県はなにかと北の方や西の方の情報を目にすることが多い気がする…ということで、何かと面白いことをしている気がする三好市へと視察に行って来ましたのでそのレポートを書いておきましょう。

廃校をクリエイターが活躍出来る場にするために活用しているウマバの「ウマバー」

廃校(正確には休校?)を再利用して面白いことをしていると聞いたので、今後の活性化センターの活用のために、また牟岐で現在進んでいるプロジェクトのひとつの参考のために、三好市ウマバにある「ウマバー」を訪れました。

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それは高台にある集落のなかの学校。池田ダムから車で5分ほど登ったところにありました。

 

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非常に景色がいいですね。見える川は吉野川。

「ウマバー」とは、廃校になった旧馬場小学校を、クリエイターが活躍出来る場所を作りたいということで「場作り」として再利用されているところ。「NPO法人てヲとる」の百々一(ももはじめ)さんがそんな思いで始めた活動です。

特定非営利法人てヲとる

宿泊施設として現在は機能していないようですが、そのうち宿泊施設としても使っていくとのお話や、このウマバーをハブに、三好市周辺に限らず徳島県で考えている面白いアイデアなんかもお聞かせいただいて、ボクも非常に影響を受けてワクワクしている限り。こうした「面白いこと」を考えている人と出会っただけでもここまで来たかいがあったってもんだ。人とのつながりこそ視察の大きな役割でもあります。

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訪れてみて驚いたのが、全体的にかなりフリーな空間になっていること。とても学校だったとは思えないほどフリーな空間なのです。この部屋はカフェのようなバーのような、もしくはクラブのような空間。なんだかクリエイティブな気持ちになりますよ。こうした空間って若者には非常に必要な気がしますね。

 

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なぜかダンディなマネキンが置かれていたり。要らなくなったマネキンがあったのでいただいてきたのだとか。ボクも無意味に欲しくなったので、もしあったらくださいと要望しました。

 

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よく冷えた朝。高台に位置しているので氷もガッツリはります。百々さんは「牟岐は暖かいでしょ、いいな〜」とのこと。そうなんですよ、牟岐って暖かいんですよね〜。いいですよね〜牟岐。

 

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将来はコワーキングスペースとして活用していく部屋。机を色々と分解して活用出来そうなものと出来そうにないものを分けていました。

 

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これも実験のひとつで何か始めるそうです。

 

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モバイルカフェのようなものも。これもなにか意味があるそうです。

 

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廊下はこんなスペースになっていたり。マネキンやらピアノやら。白い壁の空間もいい感じです。アーティストのギャラリーになっているんです。

 

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なんと露天風呂も付いてます。というか工事して取り付けたそうです。夜に入らせていただきましたが、最高に気持ちよかったですねー。写真ではわかりづらいのですが、目の前は絶景です。三好市の池田町あたりを見下ろせる絶景です。

 

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この日は宿泊させていただいたので、ちょっとしたお手伝いもしました。いらない廃材を燃やしているのです。

 

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非常に面白かったのが、校舎から離れたところにあったツリーハウス型の茶室。桜の木と入り混じってます。「東雲茶室」という名前があるのです。

 

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ここにもクリエイティブスペースが。この空間がたまらない。「小林くんだったら、牟岐の何をここに表現する?」と聞かれてボクがとっさに答えたことは「朝日」でした。ボクはここ六角舎にも何度か書いているのですが、非常に朝日(夕日)が好きなのです。そして牟岐は朝日が見られる地域なので、もうこれしか考えられませんね。

出羽島から見る朝日が贅沢すぎて感動する | 六角舎-ヘキシャ

さて皆さんだったら牟岐のなにを表現しますか?この茶室もウマバー校舎も、そんなことをクリエイティブになって考えられる素敵な空間でしたね。

ボクはここに訪れてこんなことを思いました。「人が動くからこそ、そこにカルチャーが生まれる」と。カルチャーを守ることも大切ですが、新しくカルチャーを作っていくことも非常に大切ですね。

ウマバー

 

追記
今回初めて牟岐町以外のことを記事に書いてみました。おそらく今後はもっともっと牟岐町外の記事も増えていくと思います。というのも、ボクは地方の面白い取り組みに非常に興味があって、たくさんの情報をもっています。そこに実際に訪れてボクがこうして記事を書くことで、牟岐町のこのウェブメディア「六角舎(ヘキシャ)」を読んでくれている人たちに、なにか面白い変化が見られるのではないかと考えているのです。

もしかしたらこの「ウマバー」に訪れるかもしれない。またはウマバーまでいかなくても三好市に行ってみたり、もしくは意識してみたりするかもしれない。

そんな「変化」を期待して今後も牟岐町以外のことも書き続ける次第です。

 

記事を書いた人

小林大介
牟岐町に2014年9月に移住。現在は牟岐町地域おこし協力隊として活動中。六角舎(ヘキシャ)のシステム構築、運営、管理を担当。プロジェクトリーダーでもある。